●沖縄のお風呂事情
今から40年ほど前か?管理人が子供の頃の沖縄の一般家庭には、家の中に「お風呂」なんてなかった。 かといって歩いていけるほどの距離に、銭湯(元々沖縄は家庭風呂の文化で、銭湯文化はない)なんてのもない。 ではどうしていたかというと、大きなお鍋でお湯を沸かし、これを屋外の水場に持って行き、小柄な大人一人が中に入れるほどの「たらい」に入れて風呂湯代わりにするのだ。 もちろん最後は中に入って風呂に入った気分になるのだ。少しゆとりのある家では、マキで焚くお風呂を持っていたりもするが、貧乏人には縁はなかった。
そんな面倒くさいお風呂なので、風呂に入るのは3日に一回とか、そんな感じ。 しかし、それも時代の趨勢か、段々と新しい技術ができて、とうとう管理人の家にもプロパンガス式の瞬間湯沸かし器が導入されて、湯船式の今のような便利なお風呂場ができた。
そして、今から25年ほど前に、家の建替えに伴い、家の中にお風呂場ができたのだ。↓
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たぶん、これが今の沖縄の典型的なお風呂場の姿ではないかと思う。 写真ではシャワーが良く映っているが、実はこれがポイントなのだ。 また湯船がやけにチャチに映っているが、これもポイントなのだ。
沖縄では、たぶん気候のせいだと思うのだが、お風呂は殆どシャワーで済ませるのだ。それもそのはず、年中暖かいので、湯船に浸かる必要性があまりないのである。 また、かつて水不足に悩まされ続けている沖縄県民の節約意識がそうさせているというのもあるだろう。 お風呂にたっぷりお湯を貯めて浸かるなんていうことは理屈に合わないのだ。
本土からお正月帰省で沖縄に帰った時は、いくら暖かい沖縄といえどもお風呂に入りたくなるが、沖縄の事情を考えるとついつい躊躇してしまう。 しかしサービス精神旺盛な実家のおもてなしに、いつも甘えてしまうのである。