2007年02月20日

●庭にドラゴンフルーツが。。

 沖縄の実家では、家の前の小さな空間を利用して夏はゴーヤー棚やナーベーラー(糸瓜のこと)棚を、冬はホウレン草などを作っている。以前はパパイヤの木もあって、黄色く熟れた実をよくご馳走になったものだ。
 この頃は、沖縄で最近もてはやされている熱帯系果実類が、この空間を占めるようになった。5,6年前にはマンゴー用ビニールハウスができた。 収穫状況はいまひとつのようだが、毎年いくつかの実が採れているようだ。
 そして、昨年暮れに帰省したときは、いつものゴーヤー棚に何やらサボテンらしきものが這っているのだ。 ↓↓  奥はマンゴー用ハウス
dragon.jpg

 最初に見たときは、何でサボテンなんかを育てているんだろうと不思議に思ったものだが、冬は育てるものが無くて仕方なく、はわしているんだろうなあ と勝手に解釈していた。
 その内、隣近所で、この光景を多く見かけるようになって、ようやく事の真相がわかったのだ。 そのサボテンはドラゴンフルーツだったのである。 マンゴーのように流行を追い求めた結果の産物である。数十年前の沖縄には、マンゴーやらドラゴンフルーツなどは全く無かったのだが、 観光立県を目指すには、こういうものが必要になってくるのだ。 この先も、売れ筋の輸入物熱帯果物はどんどん入ってくるに違いない。
 食生活が豊かになると、食生活の一部になっていた庭栽培の野菜類が、デザート系の果物類に変わっていってしまうのだ。自分の実家の庭にもこういう流行はどんどんやってくているようだ。 昔のゴーヤー棚やナーベーラー棚、パパイヤや島バナナが懐かしい世代には、残念なことだが、これも時代の流れである。 幸いにもホウレン草だけは、まだ栽培していた。 救われた!!

2007年01月31日

●沖縄の蜜柑 シークワーサー

 前回、沖縄のみかん タンカンについて書かせていただきましたが、こちらは、どちらかというと沖縄ではやんばると呼ばれる北部地方のみかんで、商品としてスーパーなどに出回ったり、みかん狩りなどで観光用に利用されたり、いわゆる商売ものです。
 これに対して、シークワーサーなるみかんがあります。通常はあまりにもしょっぱいので、ジュースにされて瓶詰めで売られたりします。 このシークワーサーの木は、割合身近にありますので、沖縄の人は、どちらかというと、このみかんの方に身近さを感じます。
 実は、このシークワーサー色んな種類があるようです。一般的なものは先ほど述べたように実は青く、小ぶりでとても酸っぱいのですが、中には熟すると甘く、殆ど酸っぱさがなくなるものがあります。 この種類の木は割合少ないため、通常のシークワーサーの木に比べて重宝がられます。
シークワーサー2  シークワーサー ←普通のシークワーサーより一回り実が大きく、甘いのだ!! 
  
 タンカンもそうですが、沖縄では今がみかんの旬です。 このシークワーサーもちょうど食べ頃に熟れていました。 そして木に成ったものを全部収穫しました。
 味は? タンカンを食べなれるといまいちです。 
 かつてはタンカンがそれ程出回っていない時代には、このシークワーサーの木のある家がうらやましくてなりませんでした。 自分の家には酸っぱいシークワーサーの木しかなかったのです。 
 

2007年01月07日

●沖縄のみかん タンカン

沖縄には旧正月の頃に、食べ頃になる蜜柑があります。そうです知る人は良く知っていますが「タンカン」のことです。味はオレンジに近いのですが、甘みが濃厚で、果汁たっぷりです。値段は温州蜜柑の倍ほど(10Kg Lサイズで5500円:郵送料、消費税込み)しますが、倍の値打ちはあります。
ちなみに最近は新正月からスーパーで売られています。 管理人が帰省の際に回ったスーパーでは5kgが3000円ほどでしたので、やはりこの時期はまだ値段が高いですね。

 名護の近くの本部町の伊豆見という地名は、沖縄ではみかん狩りで有名ですが、そこのみかんは全部「タンカン」です。この時期に沖縄に旅行される方には掘り出し物でしょう。

 昨年管理人の家には、実家から15Kg届きました。
tankan1.jpg←5kgと10kgのタンカン
 
 以前は伊豆見のほうに知り合いが居たようですが、今は出荷をやめてしまったようで、今年は郵便局のふるさと小包を使ったとのことでした。
 *2007.1.6時点でふるさと小包にはまだタンカンは登録されていません。時期はまだまだかな?

 時期的には2月いっぱい位です。今月~来月にかけてがヤマですので、興味ある方はぜひともお試しになってみて下さい。

2006年10月24日

●パイナップル

 管理人は沖縄本島南部の出身なので、パイナップルは生活の中でそれ程馴染みのある食べ物でもなかった。むしろ、お盆の時にしか食べられない貴重な果物だった。
 
 パイナップルの産地は沖縄本島北部の方である。いかにも厳しい土地で育つ植物の持つとげとげしさを醸し出している。実際にパイナップルは栄養素の少ない赤土で良く育つらしく、そのため赤土の多い北部がその産地となっている。

 今でこそ、名護あたりのパイン園にいけば、新鮮なパイナップルが食べ放題であるが、管理人の小さい頃は、お盆の時に仏壇に供えられる高級果物(自分にとってという意味です)だった。 お盆の3日間の間に熟して、甘い、いい香りを放っていたのを覚えている。 皮の剥き方があまいと、とげが残り、それでくちびるや舌を痛めることも。だから皮を剥くときは大胆にそぎ落とさなければいけないのだ。 中心の芯は、全く甘くない。だからくりぬいてしまう場合もある。昔は芯のぎりぎりの所まで食べていたのだが。

 今は、缶詰のパイナップルしか食べられない状況にあるが、3年ほど前に帰省した時に食べたパイナップルはやはりうまかった。 最近では銀座のわしたショップで買って食べたパイナップルも良かった。小さい頃に食べたパイナップルの思い出とともに懐かしさとうまさで何とも言えない感動に包まれる思いである。

pineapple.JPG実の上に付いている葉の部分を植えるとまたパイナップルの木ができる。

2006年10月20日

●島バナナが食べたい けど高い

 沖縄にはバナナの木が多い。管理人が小さい頃住んでいた家の裏にもバナナの木があった。台風が来ると軒並み倒れてしまうが、また新しいのが生えてくる。ひとつの根っこの所に10本くらいが群生する。
 
 沖縄のバナナは、芭蕉布などの生地でも有名だが、実際に作っているのは沖縄の北部の一部の村である。南部の方では、芭蕉布の生地を作っているのは見たこともない。(なかった。) このバナナの木は
もっぱらバナナの実を採るために植えられているのである。

 沖縄のバナナの木は、いわゆる「島バナナ」である。 本土のスーパー等で売っている「台湾バナナ」や「××バナナ」とは全く違う味わいである。 
 特徴は
  ・実が小さい(小太りという感じ)
  ・皮が薄い(薄く剥けた時が食べ頃)
  ・見た目は大したことがない
  ・味が濃い(これが一番)
  ・買うととても高い
 なのである。 

 とにかく味が台湾バナナとは全く違って甘く濃厚なのである。見た目と全く違う味わいにきっと多くの人がびっくりするはずである。
 実が青い内に収穫し、吊り下げて黄色くなるまで待つ。皮が薄く剥けたら食べ頃である。
沖縄にいったら、少し予算を叩いて味わって見てください。

simabanana.JPG

2006年09月28日

●沖縄のグァバ

 沖縄でグァバといっても誰もわからない。「グァバ」という言葉を使う場合は、本土の人に、この果実を説明する場合のみである。
 沖縄では、方言で「バンシルー」、なぜか学名が「バンジロウ」なので、語感が近い。沖縄では人名の「次郎:ジロウ」のことを「ジラー」と呼ぶので、これを当てはめると「バンジラー」なのだが、なぜか「バンシルー」なのである。 学名から沖縄独特の呼び名が生まれたのか、沖縄の言葉から学名が生まれたのかは定かでない。

 この木は、沖縄の野山に自生していたり、ないしは民家の庭に生えていたりする。 実が青いうちは、渋くてとても食べられたものではないのだが、熟して白くなり始めると、まさにグァバと同じ風味の味になる。南国独特である。
 種の周りが最もうまいのだが、小さい種がいっぱいあるため、果肉との分離が難しく、結局種ごと食べたりする。食べ過ぎると結構悲惨な便秘になりやすい。
 虫も付きやすい。表皮部分から中に侵入して、種の所にいる。熟しすぎると虫の餌食になる。折角いい実を見つけても割ってみたら虫がうじゃうじゃなんてこともよくあった。 

 本土に比べ、沖縄の野山には食べられる実が少ないため、この「バンシルー」は子供達の貴重な食糧源ないしは、楽しみの一つであった。 
 「バンシルー」の樹のありかや、どの樹がいいか、いつ頃が食べ頃か、子供達は良く知っていた。 そして食べ過ぎて便秘になるのであった。


bannzirou.JPGこの状態ではまだまだ食べられません。