2007年02月10日

●大きな建造物 ゆいレール

 一昔前の那覇は、東京などの大都市が3次元的空間なのに対し、割合平べったくて2次元的な街であった。簡単に言うと空を見上げるほどの大きな建造物はなかった。 那覇市内の国道58号線沿いのビル郡が唯一大規模な感じがしたが、国際通り等も含め、割合建物の規模は小さい。 道路等の建造物も小規模で平面的である。 かつては、東京や大阪、名古屋あたりの都市圏から沖縄にやってくると如実にそのことが実感できた。
 それが、ここ数年で大きく様変わりしている。 那覇市内に大きな構造物ができたからである。沖縄で唯一のモノレールであるゆいレールのことである。 この建造物の大きさは沖縄では異様に映る。20、30階建てのビルが一棟建つのとはわけが違う。 長い区間に渡って、空を見上げるほどの大きな建造物が延々と続くのである。 沖縄の道路にはかつては屋根がなかったが、このゆいレールにより道路に屋根ができてしまったような感がある。東京のモノレールと比べて一回りも二回りも大きいような気がする。
 
ゆいレール おもろまち駅
↑↑高さは最高20mで5階建て位の高さなのだが沖縄では巨大な建造物に見える。

 700億円もかけた、このこの巨大建造物は、沖縄という小さな島を一気に本土並に変えてしまったように思えてならない。 身の丈にあったとは到底思えないような風景である。
 昔のよき、個性的な沖縄が段々と失われていくようで、一抹の寂しさが漂う。