2007年07月15日

●台風と沖縄

 7月の3連休が台風で吹っ飛んでしまった。2日間も家に閉じこもりっきりである。 今回の台風は我がふるさと沖縄を直撃した。 近年まれにみる被害であったようだ。幸いにも実家のほうは大丈夫だったようだが。 

 沖縄の空気を運んできたせいか、東京で体験する台風は、その生暖かさが、ふるさと沖縄の空気そのものである。 思わず沖縄にいる頃を思い出さずにおれない。

 幼い頃、台風は、その怖ろしさよりも、期待に胸が膨らむ。 夜は停電でろうそくに頼らざるを得なくなるが、これがまたいい。束の間の異次元世界である。 電気がつけば付いたでそのありがたさを痛感する。 暴風圏に突入すれば学校は休みになる。中々暴風圏に入らないので常にやきもきしたものだ。沖縄でもそう無いのだ。 
 家にいれば母親がポーポー(韓国のちぢみのようなもの)などを焼いてくれる。そして台風一過は、外にでるとみかんバンシルーなどが落ちていて大収穫なのである。 もちろん現代っ子には、こんなのは魅力のうちに入らないだろうが、食生活がまずしい当時の子供達には、大きな魅力であった。

 沖縄は台風銀座と呼ばれている割には、対策がしっかりしているせいか大きな被害は少ない。 今では殆どの家がコンクリート建てなので全く問題ないのだが、管理人が小さい頃はかやぶき屋根やトタン屋根の民家が多く、台風対策も大変だった。 家中の扉を外から釘で打ちつけ、中に風が入らないようにする。それでも唯一、一回だけ家の柱が土台からずれたことはあった。トタン屋根の小さな家だったため、風圧に耐えられなかったのだ。その時は大家のほうに避難していたため無事だったが、台風の恐ろしさを知った唯一の体験である。

 さあ、東京の方も台風が通過したようだ。 3連休の最終日だけ良い天気になりそうだ。

2007年02月12日

●スージグワー(筋小)

suzigwa.jpg
  ↑この写真の風景は、本土では絶対に見ることはできない。しかし沖縄の田舎に行けばどこでもみることができる沖縄らしい風景である。いくつか特徴があるので列挙してみる。
 ・ブロック塀(本土にもあるが沖縄はこのタイプが多い)
 ・赤がわら屋根(沖縄だけ)
 ・仏葬華(ハイビスカス)の塀(通り突き当たり)(これも沖縄だけ)
 ・コンクリート敷きの小道(沖縄には多い)
 ・側溝あるが、必ずふたがされている(車幅を確保するため)

 沖縄では路地のことを、スージグワーと呼ぶ。 漢字に直せば、「筋小」か。 御堂筋などの「筋」とかわいいという意味の「小(グワー)」なのでまさに「小道」という意味なのだ。
 田舎のスージグワーは、コンクリートが支配的な空間で、正直言って味気ない。 だけどこれがまた沖縄らしいところでもある。こういった空間を感じて初めて沖縄に帰ってきたんだという実感が湧くのも真実である。
 この風景は30年来殆ど変わっていない。いつまでも残って欲しい空間でもある。

2007年01月28日

●沖縄の冬の空

 「青い海と青い空」というと夏の沖縄のイメージですが、 あまりにもこのイメージが強調されすぎると、沖縄は冬でもこんな状態だと勘違いされる方も多いんではないでしょうか?
 冬の沖縄はちょっと違います。 曇った日が多いのです。 雲は低く、時折スコールのように雨が降って青空がのぞいたりもしますが、圧倒的に曇り空が多いのです。
 日本海側の気候のように冬は常に曇天というのは似ていますが、気温が全く違います。 また沖縄の曇天は、いきなり雨が降って晴天に変わることもしばしばです。 従って気分までも落ち込むような感覚ではありません。

 管理人は、5日間の正月帰省をしましたが、晴れた日は一日だけでした。あとは曇っていたり、曇ったり降ったり、晴れたりでした。
 沖縄の冬の空 ←那覇新都心で。雲が低い!!

 晴れた日の一日は爽快でした。一日中ずっと晴れているわけではなかったのですが、まるで南国を観光している気分でした。空が晴れると海もマリンブルー状態です。気温もちょうど良く最高の一日でした。